山口市では、公共施設の利用手続きなどを、スマートフォンで完結できるようにして欲しいというニーズが、特に若者世代から多く寄せられています。
　そこで、地域交流センター等の地域に開放している公共施設を対象として、予約、決済、スマートキー等の機能をＬＩＮＥ上で展開し、時間や場所にとらわれずに、施設の利用手続きから使用料納付、鍵管理までを、スマートフォン1つで行うことのできる仕組みの導入に向けた実証実験に、民間企業２社と行政が協働して取り組みました。

■プロジェクト名
　令和３年度デジテック・オープンイノベーション採択事業

■プロジェクト参加会員
　山口市
　株式会社Ｔｓｕｍｕｇ
　ＬＩＮＥ株式会社

■プロジェクトの進捗
　地域交流センターや小中学校の体育館・運動場の利用手続きにおける、施設予約・申込から鍵の受渡（スマートロック）、使用料決済ができるアプリの実証。アプリ登録にマイナンバーカードを必要としたための手続きの改善点が判明しましたが、利用者からは、電話予約や鍵を借りに行く必要がなくなり便利になったとの好意的な声も寄せられました。