GoogleApps利活用で子ども食堂の持続可能性を高める
地域の子どもたちの居場所であり、食のセーフティネットでもある「子ども食堂」。
その活動は、多くのボランティアの時間と労力に支えられていますが、参加者の管理や食材の受け渡しなど、運営に関わる作業負担の大きさが課題となっていました。
こうした課題を解決するため、ノーコード/ローコードを活用した中小企業向けデジタル支援を行う株式会社HereNow代表・今田さんをリーダーに迎え、小郡地域交流センターにて「GoogleAppsを活用して子ども食堂の運営を持続可能にするプロジェクト」がスタートしました。
■プロジェクトの目的と背景
このプロジェクトは、山口市で子ども食堂を運営し、コーディネーターも務める柿沼さんへのヒアリングから生まれました。
見えてきた主な課題は以下の2点です。
1.イベント申込管理の効率化
Googleフォームで参加者を募集しているものの、定員管理は手動。
利用者にとっても「まだ申し込めるのか分かりにくい」という不便さがありました。
2.寄付食材の分配作業の効率化
企業からの寄付食材を複数の子ども食堂で分け合う際、希望をグループチャットで募って集計する手作業が大きな負担。
その結果、配分に時間がかかり、利用者に届くスピードにも影響していました。
■これまでの成果と今後の展望
1.食材分配の効率化
GoogleフォームとGoogleAppsScript (GAS) を活用した「食材分配フォーム」を試作し、現場での運用が始まりました。
希望の登録から集計まで自動化され、運営者の負担が減っただけでなく、各子ども食堂にとっても「自分がどれだけの食材を確保できたか」をすぐに確認できるようになり、利用者に対しても「食材が安定して届く」という安心感につながっています。
2.イベント申込の自動化
今後は、参加者申込フォームに「定員自動締切機能」を実装予定です。
これにより、申込者は「空き状況」をリアルタイムで確認でき、無駄な申込や問い合わせが不要になります。
運営者の負担軽減だけでなく、参加希望者にとっても「確実に参加できるかどうかが一目でわかる」便利で安心な仕組みになります。
同じような課題を抱えている方、デジタル活用に関心のある方、地域貢献に関わりたい方など、どなたでも大歓迎です。
一緒に、子ども食堂の「運営する人にとって続けやすく、利用する人にとってもっと便利で安心できる」仕組みづくりに取り組んでみませんか?