データドリブンな野犬対策施策に向けたデータ利活用

周南市では「しゅうなん通報アプリ」で収集する野犬通報データを活用できていないため、データドリブンな施策を検討したいとご相談がありました。市職員へデータ加工方法やBIツールの操作方法のレクチャーを実施し、野犬通報状況ダッシュボードを作成しました。HPにダッシュボードを掲載し、野犬への注意喚起や野犬通報状況等の情報発信に取り組んでいます。

相談者 周南市 スマートシティ推進課・環境政策課様
カテゴリ 地域課題解決
相談内容 ・既存の「しゅうなん通報アプリ」を活用して野犬の通報情報を発信しているが、蓄積されたデータの活用方法が分からない
・野犬の生息エリアを特定したい
・通報を増やすためアプリの認知度を上げる施策の必要性を感じている
支援内容 ・蓄積されたデータを可視化することで市民へ野犬の注意喚起促進、データ利活用支援
・市職員の分析BIツールのスキル取得
相談に至った経緯 野犬対策にデジタル技術を活用して、野犬による被害を減らしていきたいと思い、相談しました。
最初に、解決したいと思っていたこと 「しゅうなん通報アプリ」の野犬通報情報を可視化し、「月別通報件数」、「曜日・時間帯別通報件数」、「通報場所」について、詳細な情報を得たいと考えていました。
DXコンサルで実現できたこと・それによる効果 「しゅうなん通報アプリ」の野犬通報情報が「月別通報件数」、「曜日・時間帯別通報件数」、「通報場所」等、より詳細な情報が閲覧可能になりました。また、出没の時間帯や場所を市民の皆様に確認していただくことで、野犬による被害削減につながると考えています。
DXコンサルを通じて感じたこと 初めは既存の「しゅうなん通報アプリ」にデジタル技術を活用したいといった漠然とした内容から、協議を重ねていくことで、本市の要望以上のものができあがり、今後も積極的にデジタル技術を活用したいと感じました。
今後の展望 より多くの市民に野犬情報を閲覧していただくために、HPの周知を図ることを考えております。また、「しゅうなん通報アプリ」にHPのリンクを掲載することも考えております。
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