地域から愛されたレストランの高齢化に伴う事業承継の支援
相談者から「長年、地域の方々から愛されていたレストランを経営者の高齢化に伴い、事業承継をする」というお話を伺いました。コンサルを通じて“過去の経営者の思い、地域住民の愛着”を引き継いでいきたいという相談者の思いに着目し、改装後の店舗でも過去の店舗の様子にタイムスリップできるようなデジタルアーカイブの仕組みを実現し、事業承継の支援をしました。
相談者 | 株式会社Archis様 |
---|---|
カテゴリ | 地域課題解決 |
相談に至った経緯 | 新たに事業承継させていただくレストランに、何かデジタルの要素を取り入れたら面白いのではないかと思ったからです。 |
最初に、解決したいと思っていたこと | 地域唯一のレストランを事業承継するということで、通常の飲食機能だけではなく、デジタルをとりいれて何ができるのだろうかと相談に行きました。 |
最初に考えていた不安なこと | 自分たちで何ができるのか、予算はどのくらいかかるのかが不安でした。 |
DXコンサル中に実施したこと | Y-BASEスタッフに、現状から何をどのように実現したら良いのかの相談に乗っていただき、過去の店舗の様子等を視聴できるデジタルアーカイブの仕組みを実現することにしました。 |
DXコンサルで実現できたこと・それによる効果 | リノベーションして新たな店舗ができましたが、地域で約50年愛される唯一のレストランだったため、昔を懐かしむ人も多かったです。そこで、改装前の店内や以前の経営者の方の写真をメタバース空間に展示し、新しくなった空間で、昔の写真を見てもらうことを実現できました。今では食事を楽しみながらメタバースをご覧いただき、昔の「蘭土」を懐かしむお声もいただいております。 |
DXコンサルを通じて感じたこと | 看板にも「metaverse」という文字をいれて、新しいことに挑戦しているイメージを発信しています。 ローカルな地域ですが、最新のデジタル技術を取り入れていくという姿勢に、メディアも注目し記事やニュースでも紹介されました。Y-BASEさんのコンサルがなかったら、メタバースでのデジタルアーカイブの機能を実現することはきっとなかったと思っていますので、非常に感謝しています。 |
今後の展望 | 他にも取り入れてみたいデジタル技術がまだまだありますので、今後検討していきたいと思います。 |